乳歯が虫歯?でこぼこ、欠けているの原因は虫歯ではなく他にあった!

こんにちは。

この間、次男の通う保育園で歯科検診がありました。
虫歯っぽい歯も見当たらないから大丈夫!と思っていたのですが、持ち帰った結果を見て絶句。

「虫歯1本です。早めに治療しましょう」の文字。

すんすん

まだ生えそろっていないのに虫歯なんて

夜間の授乳がいけなかったのか?
それとも、歯ブラシをうっかり忘れてしまったのが悪かった?など、
心当たりになることが思い浮かび、子供の歯に虫歯を作ってしまったと、とてもショックでした。

 

虫歯と診断された歯は、表面がでこぼこ。
でもこの歯は、生えてきたときからこの状態だったので、本当に虫歯?と、疑問に思いました。

虫歯の結果をもらった翌週に、1歳半検診を控えていたので、
その時に、歯について確認することにしました。

 

その結果、虫歯と診断されていた歯は虫歯ではなく「エナメル質形成不全」というものと判明しました。

 

すんすん

エナメル質・・・?それって何?

エナメル質形成不全とは

通常の乳歯の場合、表面がツルっとした歯が生えてきますが、エナメル質形成不全の場合は、歯の表面がでこぼこしていたり、黄色い歯が生えてきます。

乳歯のエナメル質形成不全は、早産で生まれた子どもに多いとのこと。
お腹の中にいる期間が短いため、ママからもらえる栄養が不十分になってしまい、低出生体重児の70〜80%の子に見られると聞きました。

 

 

エナメル質形成不全は、下記のような特徴をもっています。

  • できぼこしている
  • 不自然なくぼみがある
  • 欠けている
  • 穴が空いている
  • 象牙質が露出している

 

エナメル質形成不全になると、外側のバリア部分(エナメル質)がなくなっているため、虫歯になりやすいです。
生えてきたばかりの歯に、上記の症状が見られた場合は、歯医者さんを受診して確認してもらうのが安心です。

 

乳歯はとても弱い歯

乳歯は、永久歯と比べて小さな虫歯でもすぐに神経まで達してしまいます。
食べ残しや磨き残しで虫歯にならないようケアが大切。

また、虫歯菌にも注意が必要です。
虫歯菌は、生まれたばかりの赤ちゃんには存在していません。同じスプーンを使ったり、同じストローで飲み物を飲んだりすると、虫歯菌が感染する可能性があるので気をつけましょう。

エナメル質形成不全のケア方法

私がいつも行っているのは簡単な方法です。

フッ素塗布をする。

フッ素入りの歯磨き粉を使って歯磨きをするか、歯磨きの後には、低濃度のフッ素ジェルやフッ素洗口液を使用することが大切です。
フッ素を使用することにより歯質を硬くし、虫歯予防の効果が期待できます。

私は、歯医者さんから「レノビーゴ」を勧められたので使っています。
研磨剤や発砲剤は使用されていないので、口をすすぐ必要がありません。
また、レノビーゴはスプレーなので、歯ブラシにかけて磨くか、直接歯にスプレーして全体へ行き渡らせるように歯ブラシします。
いつもの歯磨きにスプレーするだけなので、とっても簡単です。

デンタルフロスを使用する

歯磨きの後、デンタルフロスで残った汚れを取り除きます。
虫歯になりやすい歯なので、デンタルフロスも使いながら優しく磨いていきます。ちょっと面倒ですが・・・。

 

食べるときは食べ方に注意

甘く歯にくっついてしまうおやつは避け、ジュースや乳酸菌飲料、スポーツドリンクなどは糖分を多く含んでいるのでなるべく控えるようにしましょう。食べた後は口をゆすいだり、歯磨きをすることが大切です。

 

とらじろう

欲しがる子供をなだめるのって大変だよね

さいごに

生えたばかりの歯が黄色い、でこぼこしているなどの状態が見られた場合は「エナメル質形成不全」の可能性があります。
乳歯のエナメル質形成不全は、虫歯になるリスクが高く、虫歯になると進行しやすいため注意が必要です。

日頃からしっかり歯磨きやフッ素塗布をしながらケアし、虫歯にならないよう予防していきましょう。
大切なお子さんの歯を守るため、少しでも気になることがあれば歯医者さんを受診してくださいね。

 

 

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