私は、切迫早産で2度の入院を経験しています。妊娠時には「妊娠中だから○○に気をつける」「お腹に赤ちゃんがいるから○○する」など気を付けることもなく、「このくらいなら大丈夫!」と普段とおりに生活をしていました。
しかしその結果、切迫早産と診断。診断されて初めて、この行動は良くないことだったと気がつきました。今回は、妊娠中に私がやっていた、本当は控えなければならなかったことについて書いています。
まめ子
妊娠中にやってはいけなかったこと
妊娠するとちょっとしたことがトラブルに繋がります。そうならないために、妊娠中にやってはいけない5つについてまとめてみました。
重い荷物を持つ
重たい荷物を持つと、下方向へ腹圧がかかります。腹圧が頻繁にかかってしまうと出血や流産に繋がることがあるので、妊娠中は重い荷物を持つのは避け、周りの方に手伝ってもらいましょう。
私の場合、家にウォーターサーバーがなかったので、週に1回は水を買いにでかけていました。水を運ぶのはなかなかの重労働です。多いときには8キロの水を運んでいました。今思うと、もっと周りに甘えればよかったと感じています。
長時間の運転
車や自転車などの運転による振動や衝撃は、腰痛やむくみ、胎盤のうっ血を引き起こす可能性があります。また、妊娠中はつわりや眠気など体調が優れないこともよくあり、集中力が欠けがちです。運転は体調が良いときにするのがいいですが、運転する場合は安全運転には十分注意してくださいね。
私の場合、勤め先が片道1時間半の場所にありました。バスやタクシーでは不便な場所だったため、車通勤は必須。長距離運転は避けられませんでした。また、運転中にアクセルを踏み込むだけでお腹に張りを感じることがありました。
お腹に張りを感じたら休むことが大切、しかし運転中は難しいですよね。
まめ子
体を冷やす
妊娠中は、ホルモンバランスが乱れ熱っぽく感じます。そのため、薄着で過ごしたり、冷たいものをついつい食べて体を冷やしてしまいます。身体が冷えが原因で、お腹の張りや足のむくみがひどくなる場合もあります。
また、赤ちゃんへの栄養は、体内の血液からへその緒を通して届けられます。身体を冷やすと、血の流れが悪くなり、栄養や酸素を十分に送ることができません。赤ちゃんの成長のためにも、身体を冷やさないよう過ごしてくださいね。
背伸びをする
棚の上にあるものや洗濯物をとるなどで、背伸びをすることもあると思います。しかし、妊娠中の背伸びはできるだけ避けた方が無難です。
高いところの荷物をとる場合、踏み台やつま先だちになるとバランスを崩し転倒する可能性があります。お腹が大きくなると更に身体のバランスが取りにくくなります。
また手を伸ばすことも注意が必要です。手を上に伸ばすことで子宮を支えている人体が引っ張られます。強く引っ張りすぎると痛みを感じ、お腹の張りを招く原因になることもあります。
受動喫煙
タバコを直接吸わなくても「受動喫煙」はタバコを吸うと同じくらい害があると言われています。受動喫煙はお腹の赤ちゃんへ影響を及ぼし、子宮内発育不全や低出生体重のリスクが高まる上に、早産のリスクも高くなると報告されています。
まめ子
さいごに・・・
妊娠中は「これくらいなら〜」と思うことも身体に負担がかかってしまいます。お腹の赤ちゃんのことも大切ですが、妊婦さんご自身の身体も大切にしてくださいね。周りに協力してくれる方がいるなら、遠慮せずに頼ってみてはいかがでしょうか。