こんにちは、まめ子です。
赤ちゃんの歯の生える始めは嬉しいですよね。私も子供の歯が生えて来たときは、とても嬉しいものでした。
まめ子
少しずつ歯が生えてくると、一箇所だけ2本同時に生えてきているところがありました。
歯が生えてくる様子を毎日見ていると、なんだか普通の歯とは少し違う様子。よく見ると、上は2本に分かれているのですが、根元の部分はくっついて1本の歯に見えました。
気になった私は、小児科の先生に相談したところ、これらの歯は「癒合歯(ゆごうし)」と呼ばれるものでした。
癒合歯が生えた!
2本歯がくっていて生えている歯、今までその存在を知らなかったので不安になりました。インターネットで調べたり、小児科の先生に相談して分かったことは次のとおりです。
正期産の子で癒合歯があるのは4%。それに対し、低出生体重児の場合は15%と割合が高いことがわかっているそうです。
癒合歯の種類には「歯の先の部分がくっついているもの」、「全体的にくっついているもの」、私の子供のように、「根元は1つなのに先の部分が2つに分かれているもの」など、様々な形があるそうです。
通常の歯とは違うので、注意しなければならない点もありました。
癒合歯への注意点は?
通常とは違う歯のため気をつけなければならない点があります。
注意①むし歯になりやすい
癒合歯はくっついている部分が溝になっていることが多く、そこはむし歯になりやすい部分です。
むし歯が進行し、神経の処置が必要になった場合は、治療が難しくなるそうです。
歯と歯の間に溝ができている場合は、むし歯になる前に、シーラントというプラスチックを溝に埋めて対策することもできると教えていただきました。
まめ子
注意②生え変わる時期
「癒合歯」そのものは問題ではなく、生えてくる永久歯への注意が必要です。
通常、歯の生え変わりはグラグラして自然に抜けることがほとんどです。しかし癒合歯の場合は、歯がグラグラしないこともあり、レントゲンで永久歯の確認をする必要があるそう。永久歯が確認できれば、時期を見て治療します。
また、根元が一つの場合、隣同士がくっついているため「1つの根元=1本の歯」と認識され、本来なら2本あるべき永久歯が1本分しか生えず、歯が足りない状態になる可能性もあるとのこと。そうなると、歯並びや噛み合わせに影響が出てくるため、生え変わりの時期になったら、かかりつけの医療機関へ相談することが大切です。
歯みがきは忘れずに
乳歯はむし歯になりやすい歯です。
乳歯で癒合歯の場合は、隣同士がくっついていることもあるため、磨き残しなどでむし歯へのリスクがさらに高くなります。
むし歯にならないためには、毎日の歯みがきが大切。ハミガキはフッ素入りの歯磨き粉を使って、丁寧に磨くことを歯医者さんにおすすめされました。
我が家では、歯医者さんから勧められた「レノビーゴ」を使っています。
レノビーゴは研磨剤や発砲剤は使用されていないため、安心です。スプレータイプなので歯ブラシにかけて磨くか、直接歯にスプレーして全体へ行き渡らせるように歯ブラシします。
まめ子
食べる物にも注意
甘く歯にくっついてしまうおやつは避け、ジュースや乳酸菌飲料などは糖分を多く含んでいるのでなるべく控えるようにといわれました。
でも、お菓子って結構食べたがりますよね。上の子がいる場合はなおさら。なので、私は我が家のルールを作って与えています。
まめ子
さいごに・・・
癒合歯は気をつけるところもありますが、普通の歯とケア方法はほとんど変わらないので難しいことはありません。
私の子供の癒合歯の場合、根元が1つのタイプなので、永久歯が生えてこない可能性があります。お医者さまは、生え変わりの時期が近づいたら相談するようにとのことだったので、今は特別な治療は行っていません。
大切な子どもの歯、しっかりケアをして守っていけたらと思っています。
まめ子