こんにちは、まめこです。
今回は長男(7歳)の話。5歳頃から歯の生え変わりが始まりました。
はじめは下の歯から。乳歯は問題なかったのに、新しく生えてきた歯は、一部違う色をしていました。
違う色をしていたため、虫歯?それとも他の病気?と、歯科で確認したところ、エナメル質形成不全でした。
エナメル質形成不全とは
通常の乳歯の場合、表面がツルっとしてエナメル質で覆われて歯が生えてきますが、エナメル質形成不全の場合は、エナメル質が形成されるときに異常が起きて生えてきた歯のことを言います。歯の全体に見られる場合と、一部だけに見られる場合があり個人差があります。
エナメル質形成不全の特徴
- でこぼこしている
- 不自然な窪みがある
- 欠けている
- 白く濁っている
- 黄色く変色している など……
エナメル質形成不全は、他の歯に比べると虫歯になりやすい歯です。そのため、虫歯にならないよう気をつけなければいけません。
エナメル質形成不全は早産児に多い?
エナメル質形成不全は、早産ので生まれた子に多いと言われています。お腹の中にいる間にママからもらえる栄養が十分ではなくなってしまうため、早産で生まれた子の70〜80%に見られると言われています。
私の子供は、長男34週、次男31週と予定より早く生まれました。2人ともエナメル質形成不全と診断を受けています。
長男の場合は、乳歯には問題はなかったのですが、永久歯の一部が白く濁っているもの(写真参照)。次男の場合は、乳歯の一部が欠けているような凸凹で、少し黄色っぽく変色しています。
エナメル質形成不全の対処方法は?
歯医者さんで聞いてきた対処方法は次のとおりです。
1.歯の白くなっている部分を補修する
周りの歯と同じ色にするため、変色している部分を削り、埋める治療法。しかし、まだ7歳なので大人になるに連れて着色してしまう可能性があるとのこと。
2.何も治療しない
エナメル質形成不全は今後治っていくものではなく、ずっとそのままの状態です。ただ、他の歯に比べると弱い状態の歯です。そのため、虫歯になりやすいので気をつけて行かなければならないそう。
まめ子
長男のエナメル質形成不全の箇所は2箇所。それも2つとも前歯なので、気にならないわけではありません。
でも、健康な歯をわざわざ削ってしまうのはもったいないと思います。また、削って新しく埋めた場合も、成長の段階で色が変わる可能性もある。それなら、今は何も治療はせず、虫歯に気をつけていこうと決めました。
もし、長男が思春期や大人になったときに、歯の色が気になると言われたら治療してあげたいなと思いました。
エナメル質形成不全のケア方法
フッ素を塗る
フッ素入りの歯磨き粉を使って歯磨きをする。もしくは、歯磨きの後に低濃度のフッ素ジェルやフッ素洗口液を使用する。
フッ素を使用することにより歯質を硬くし、虫歯予防の効果が期待できると言われています。
デンタルフロスを使用する
歯磨きの後、みがき残しが無いよう、歯の隙間をデンタルフロスでやさしく汚れを取り除きます。
食べ方に注意
甘いお菓子、ジュースや乳酸菌飲料、スポーツドリンクなどは糖分を多く含んでいるので、歯に残っていると虫歯になる可能性が高くなります。そのため、食べた後は口をゆすいだり、歯磨きをすることが大切です。
さいごに・・・
早産で生まれた2人の子供がエナメル質形成不全なので、やはり早産児に多いのかなと思ってしまいました。
本当なら、お菓子やジュースなどは与えたくないところですが、保育園や学校でも与えられているし、私もおやつに与えてきているので、突然なしにすることは難しいです。
そのため、食べたあとの歯磨きに気をつけ、虫歯にならないよう気をつけていきたいと思います。