こんにちわ、まめ子です。
赤ちゃんの口の中は、授乳によって白っぽくなっていませんか?もしくは、他の色ではないでしょうか。
私の子供のことですが、授乳が終わったお口は、水ですすぐこともできないので、特に何もせず、そのままな状態にしていました。
子供が生後2ヵ月になった頃、ふと口の中を見てみると、舌の奥の方に緑色のできものができている。
「これは、何?」
気になった私は、NICUの看護士さんと耳鼻咽喉科の先生に聞いてみました。
しかし、どちらの回答も
「こんなものは見たことがない、これは何?」
と逆に質問をされ、ますます不安になってしまいました。
今回は、赤ちゃんの舌にできた緑色の謎のできものについて、原因が分かったので気になるママは読んでみてくださいね。
舌の上に緑色のできものが・・・
赤ちゃんなので、口にするものはほとんど母乳でした。
緑色のできもののできた場所が、舌の奥の方だったので、いつからできたのかは不明です。
緑色のできものは一箇所だけではなく、ポツポツと数カ所にできていました。
舌の上には違和感がないのか、子供の様子はいたって普通。痛がる様子も気にしている様子もありませんでした。
まめ子
小児科の先生に聞いてきました
不安になった私は、別の小児科を受診し、口の中を確認してもらいました。
先生は、てきぱきとした様子で木ベラを取り出し、子どもの舌の上を数回なぞり、取れたものを観察。
すると、先生は「これは舌苔というもですね」と、教えてくれました。
先生曰く、赤ちゃんの口の中は、雑菌が繁殖しやすい環境のため、母乳のカスが残っていると舌苔ができることがあるとのこと。
「食事のあとは湿らせたガーゼハンカチや綿棒などで拭ってあげるといいですよ。」
と、教えてくれました。
まめ子
どのくらいで治る?
先生にお薬を処方してもらい、1日に1回、苔の付いている部分を中心に綿棒で塗りました。
毎日塗り続けていましたが、舌苔が良くなる気配を感じられません。
舌苔が減ってきたと実感できたのは、よだれが増えてきた頃です。唾液の殺菌効果と、口の中が乾燥しなくなったおかげか、舌苔が見る見る減ってきました。
症状が気になり始めて、治るまで、約3ヵ月と結構長くかかったと思います。
まめ子
舌苔は予防が大切
菌は、乾燥したところで繁殖します。
もし、赤ちゃんが風邪をひいて鼻が詰まると口呼吸になります。そうなると、口は乾燥し、菌が好む環境が整ってしまいます。
赤ちゃんのよだれが少なく、口の中が乾燥しているかも!?と思うときには、湿らせたガーゼハンカチで拭ったり、加湿器などを使ったりして、赤ちゃんのいるお部屋を適切な湿度を保って予防すると良いですよ。
さいごに・・・
舌苔ができた原因は、口の中の乾燥と母乳の残りカスが舌に残っていたためでした。
母乳やミルクのカスが原因で発生するカビ(カンジダ)を、「鵞口瘡(がこうそう)」と言うそうです。
鵞口瘡の色は「白」ですが、私の子どもの症状ととても良く似ていました。
もしかすると、小児科の先生は、私に伝わりやすいように「舌苔」と言ったのかもしれません。
赤ちゃんの口の中は、日頃から清潔に保つことが大切です。
大きな病気ではありませんでしたが、少しでも気になる場合は、かかりつけのお医者様に相談してくださいね。